協同・共同・協働
自己紹介でも書きましたが、私が働く園は"協同保育"を実施しています。
私があえて"共同"ではなく"協同"と書いたのは間違いではなく、英語にするとCooperativeといって、家族が"協力して行う"という考えに基づいて運営されている形態のPreschoolだからです。
ただその中には"共同"や"協働"の要素も含まれています。
私なりの言葉でいうと、"協同"がwork togetherならば、"共同"はlive togetherで"協働"はstrive togetherといったような感じでしょうか。
"協同保育"は共同体の中で協働しながら実践されている・・・というとややこしいですね;
もちろん、"協同保育"にも色々な運営の仕方がありますが、私の働く園には選挙によって選ばれた子供の親(又は家族)で形成された"運営委員会"というものがあり、実質上はその委員会が園の運営に対する権限を持ちます。
これがどういうことかというと、園長を含む私達スタッフは、園に通う子供の家族から雇われているという図式になるわけです。
また、園の運営に関する取り決めの多くは(例:学費や新しい遊具の設置など)、運営委員会の議事の元に、一般会員も参加しての多数決で決定されます。
そして年間を通して、各家庭の家族のひとりが毎週決まった曜日に園に来て、"補助スタッフ"として私達先生の手伝いをしなければなりません。
与えられる仕事は、先生が準備したアートの作業を子供に教える、砂場や三輪車乗り場の監督をする、おやつの準備をする・・・など多岐にわたります。
この他にも、掃除・洗濯や壊れたものの修理、来年度の入園募集要項の作成、運営資金調達と運用、各家庭の仕事日のスケジュール管理などの仕事が分担されます。
これだけの仕事を家族がこなすことにより、月平均1000ドルといわれるこの地域の保育料を、その約3分の1まで抑えることが可能になり、また子供の成長を沢山の大人達が共に見守るコミュニティができあがります。
"協同保育"で働く私たち先生の役割は、幼児教育のスペシャリストとして、ひとりひとりの子供の成長を観察し手伝うことの他に、園児たちの家族が子供に対する理解を深める手助けをするという役割もあります。
なのでたまには、子供をなかなかひとりにしておけない親御さんに『子供のために帰ってください』なんて言わなければならないこともあるし、本気で幼児教育について議論することもあります。
普通であれば、ここまで深く園児の家族と関わる機会はないでしょうし、正直、関わるのは大変だと思うことはよくありますが、自分にとってもその経験から多くの学びがあるので、私は"協同保育"がとても好きです。
人と人との繋がりが薄れている現代に、密に他人と関わり合いながら子育てをできるというのは、子供にとってもその家族にとってもプラスなことなのではないかと思います。
現在日本の幼児教育の現場では、幼保一体化に対する様々な議論がなされているようですね。
私も具体的な知識があるわけではありませんが、理想と現実がうまく噛み合っていない様な印象を持っていて、現場で働く人にとっては一大事だろうなと思いながらニュースを追っています。
これから、保育・教育も多様化していくのでしょうね。
そんな流れも踏まえつつ、このブログではこれからも"協同保育"の良い点・悪い点などを紹介していこうと思います。
私があえて"共同"ではなく"協同"と書いたのは間違いではなく、英語にするとCooperativeといって、家族が"協力して行う"という考えに基づいて運営されている形態のPreschoolだからです。
ただその中には"共同"や"協働"の要素も含まれています。
私なりの言葉でいうと、"協同"がwork togetherならば、"共同"はlive togetherで"協働"はstrive togetherといったような感じでしょうか。
"協同保育"は共同体の中で協働しながら実践されている・・・というとややこしいですね;
もちろん、"協同保育"にも色々な運営の仕方がありますが、私の働く園には選挙によって選ばれた子供の親(又は家族)で形成された"運営委員会"というものがあり、実質上はその委員会が園の運営に対する権限を持ちます。
これがどういうことかというと、園長を含む私達スタッフは、園に通う子供の家族から雇われているという図式になるわけです。
また、園の運営に関する取り決めの多くは(例:学費や新しい遊具の設置など)、運営委員会の議事の元に、一般会員も参加しての多数決で決定されます。
そして年間を通して、各家庭の家族のひとりが毎週決まった曜日に園に来て、"補助スタッフ"として私達先生の手伝いをしなければなりません。
与えられる仕事は、先生が準備したアートの作業を子供に教える、砂場や三輪車乗り場の監督をする、おやつの準備をする・・・など多岐にわたります。
この他にも、掃除・洗濯や壊れたものの修理、来年度の入園募集要項の作成、運営資金調達と運用、各家庭の仕事日のスケジュール管理などの仕事が分担されます。
これだけの仕事を家族がこなすことにより、月平均1000ドルといわれるこの地域の保育料を、その約3分の1まで抑えることが可能になり、また子供の成長を沢山の大人達が共に見守るコミュニティができあがります。
"協同保育"で働く私たち先生の役割は、幼児教育のスペシャリストとして、ひとりひとりの子供の成長を観察し手伝うことの他に、園児たちの家族が子供に対する理解を深める手助けをするという役割もあります。
なのでたまには、子供をなかなかひとりにしておけない親御さんに『子供のために帰ってください』なんて言わなければならないこともあるし、本気で幼児教育について議論することもあります。
普通であれば、ここまで深く園児の家族と関わる機会はないでしょうし、正直、関わるのは大変だと思うことはよくありますが、自分にとってもその経験から多くの学びがあるので、私は"協同保育"がとても好きです。
人と人との繋がりが薄れている現代に、密に他人と関わり合いながら子育てをできるというのは、子供にとってもその家族にとってもプラスなことなのではないかと思います。
現在日本の幼児教育の現場では、幼保一体化に対する様々な議論がなされているようですね。
私も具体的な知識があるわけではありませんが、理想と現実がうまく噛み合っていない様な印象を持っていて、現場で働く人にとっては一大事だろうなと思いながらニュースを追っています。
これから、保育・教育も多様化していくのでしょうね。
そんな流れも踏まえつつ、このブログではこれからも"協同保育"の良い点・悪い点などを紹介していこうと思います。
# by peko2goochan | 2011-06-11 13:17 | 協同保育






